
広告チラシ制作
弊社クリエイティブスタッフが、お客さまのニーズにあわせた質の高い制作物を企画・制作までサポートして、質の高い印刷物を提供します。
広告と言ってもスーパー・予備校・車のディーラー・パチンコ店・不動産会社・飲食店など業種も目的も内容も様々です。
そして、サイズ・紙質、カラー刷・一色刷・二色刷りなど、広告の紙自体もそれぞれ違います。
広告をご依頼される方も、ご自身で作成される方も、せっかくポスティングを利用するのであればしっかりとした効果をあげていただきたい…。
ここでは広告チラシについての注意点、知識などをご紹介いたします。
ご参考のうえ、是非アドポストブランドの一つ、広告作成をご利用ください。
広告チラシ制作のポイント
【ターゲットを決める】
ターゲット選定は大きなポイントで、オールターゲットに訴える内容では逆効果になります。
チラシを見て欲しいターゲット層を強く意識し、男性・女性・年齢層・ライフスタイル・地域属性・独身・既婚等々、ターゲットを細かく選定します。
【サイズを考える】
配布する方法によって適したサイズがありますが、手配りチラシをメインに考える場合はA4サイズ(297mm×210mm)が最適です。
【校正を考える】
印刷物等の誤字脱字や内容、体裁、色彩の誤りや不具合を、あらかじめ修正する「校正」は、大事なポイントです。
■初校:文字・写真・イラスト・レイアウト・デザインのチェック
■再校:初校の修正を行ったゲラとつきあわせて、修正がきちんと行われているかをチェック
■色校:今はパソコンでデザインを作りますので、それをカラープリンターで出力します。
このカラープリンターには2種類(インクジェットプリンター・レーザープリンター)あり、どちらも一長一短があります。
そしてどちらも印刷の色とは違いがあります。
色校正機を使わず安く出来る方法が開発されたのがデジタルコンセンサス(プルーファ)です。
印刷せず印刷に近い色が出せるので、色校正と比較しても遜色ありません。チラシを作るには十分です。
■校了:最終チェックを行っ誤りがないことを確認校了となった場合の原稿は、印刷に回されます。
印刷直前に誤字脱字が見つかることもあります。
印刷現場で緊急修正を行うことがありますが、あまり望ましくありません。
きちんとした校正手順を心がけましょう。
【制作依頼】
チラシ制作をする場合は、印刷会社に直接依頼する方法とデザイン会社などを介して制作依頼する方法があります。
チラシ制作やデザイン、新聞折込などが全く始めてだという場合にはデザイン会社にお願いした方が、窓口も一本化出来て便利だといえるでしょう。
しかし、デザイン会社が間に入る場合にはその分料金が高めになります。
デザイン会社はトータル的なサービスでマージンを取っているわけです。
【印刷会社・デザイン会社】
デザイン会社は、チラシ制作の企画・打ち合わせ・デザインやコピー・写真撮影などのクリエイティブワーク・原稿等すべての段階で力になってくれるのでよりよいチラシ制作の強い味方にもなってくれます。
また、印刷会社にチラシ原稿データを入稿する際にも、細かいデータの仕様や体裁についても安心して任せられるので手間がかかりません。
印刷会社の場合は、毎日あらゆるジャンルのチラシ制作に携わっているわけですから、懇意の営業マンをよく利用するのもいいでしょう。
【メッセージ】
アレもコレも伝えたい、とメッセージを盛り込み過ぎて結局何を伝えたかったのか分からないというのが、一番やってはいけないことです。伝えられることを絞りに絞って、明確にすることが大切。
【キャッチコピー】
いくらメッセージを絞っても、相手に伝わらなければ意味がありません。
強烈なインパクトとともに伝えたい。
そのためにキャッチコピーがあるのです。
チラシのデザイン制作は、プロじゃなくても比較的簡単に制作することが出来ます。
伝えたいメッセージ、それは商品の写真でも特徴でも、値段でも構いません。
一番、知ってもらいたいことを全面に押し出していく考え方で結構です。
チラシ制作だけでなく、広告制作でも一番のキモになるのがキャッチコピー制作です。
細かい事はデザイン制作のプロに任せてしまいましょう。
しかし、キャッチコピー制作はメッセージの中味を一番知っているはずの依頼者本人も制作に関わるべきです。
商品の魅力、伝えたいこと、何もかも把握している発注者自らも知恵を絞ってください。
広告チラシ制作の注意点
【正確な情報】
チラシ制作はつい、デザインやキャッチコピーなど大きなポイントに目が行きがちです。
しかし、最も大切なポイントは"正確であること"です。
お店の名前、住所、電話番号、FAX番号、ホームページのURLなど正確であることは基本中の基本です。
電話番号が間違っていれば、問合せの電話がかかってくることはありませんし、地図が間違っていればお客さんが訪ねてくることはありません。
当たり前のことですが『電話番号間違ってますよ~』という電話がお客さんからかかってくることもありませんし、『地図が間違ってますよ~』と言って訪ねてきてくれるお客さんもいません。
【盛り込みすぎない】
お客さんにわかってもらいたいことがたくさんあるからといって、一枚のチラシに情報を盛り込みすぎるのもダメです。
チラシを見る側にとっては、沢山あるチラシの一枚に過ぎないわけです。
そこに事細かく商品情報が載っていても、全部きちんと読んでくれる人はほとんどいません。
チラシ制作の際に、伝えきれないことはインターネットのホームページにでも掲載しておいて、『詳しくはホームページをチェック!』で済むわけです。
また、ホームページをお持ちでないお客様にも、ポスティングのご依頼があった方に限定されてしまいますが、ご相談をお受けしております。
こちらも、広告同様、作るだけは効果はありませんし、持っているだけでは意味がありません。
【イラストレーター】
イラストレーターでは、作り出す絵柄を"色データ"と"形データ"の2つで記録するため、異なるハードやOSにおいてもオリジナルデータと同様の緻密な画像の拡大縮小、加工などが画質劣化なしで行えるという特徴があります。
またイロイロな文字装飾が行えるのはもちろんのこと、文字と文字との間のスペースも細かく調整ができるため、ポスター原稿制作、チラシ制作、広告原稿の制作には欠かせない存在となっています。
操作に慣れるまではちょっと大変ですが、コツを覚えると複雑な図形や正確な作図が可能となります。チラシ制作を考えた場合、費用対効果の高いソフトだと言えるのではないでしょうか。
【フォントのアウトライン化】
いきなり、『フォントのアウトライン化』と聞いても面食らうかもしれません。
チラシ制作の際には大事なポイントになるのですが、ひとつひとつ解説していきましょう。
【フォント】
パソコンやワープロで文書を作成する場合に、文字の書体を選択しますよね。
今まで選択したことが無いという方も、デフォルトのフォントが選択されているんです。
ご存知なかった方も確認してみましょう。
有名なところでは「ゴシック体」とか「明朝体」といったフォントが挙げられます。
こうした文字化けと同様のトラブルがチラシ制作の際にも起きる場合があります。
チラシ原稿に含まれるフォント情報が印刷会社に無い場合、別のフォントに置き換えられてしまうのです。
【文字化け】
メールでもらった文書をパソコンで開いたときに、"文字化け"してしまうことがあると思います。
もらった文書のフォントが他のフォントに変換されてしまって、全く読めないというトラブルです。
文書データで指定されているフォントがパソコンの中にあれば、このようなトラブルは発生しないのですが、もらったデータのフォントが自分のコンピュータに無い場合、違うフォントに変換されてしまうために起きる現象です。
こうしたトラブルを未然に防ぐために行うのが、「フォントのアウトライン化」と呼ばれる処理です。
簡単に説明すると、文字そのものを図形化することを意味します。多くの印刷会社では、データ入稿の際にフォントのアウトライン化をするように注意を呼びかけています。
【CMYKとは?】
『光の三原色』といえば"RGB"というのは有名です。
それぞれ"Red"(赤)、"Green"(緑)、"Blue"(青)の頭文字を合わせたものです。
それに対して、印刷の世界では"CMYK"という基本4色でフルカラー印刷するのが一般的です。
それぞれ、"Cyan(シアン/青、碧)"、"Magenta(マゼンタ/紅、赤紫)"、"Yellow(イエロー/黄)"、"Key tone(ブラック/黒)"の頭文字からきています。
これらは別名『プロセスカラー(Process color)』ともいいます。
実は、カラー印刷の場合、『色の三原色』であるCMYの3色で全ての発色を行うことが可能です。
しかし、この三原色の重ねや混合で成立する黒は理想的な黒にはならないため、CMYの三原色に加えて"K(黒)"を加えた4色で印刷するのが一般的なのです。